「組対抗 足じゃんけん勝ち抜き戦」は、イスに座ったまま安全に楽しめるチーム対抗型の高齢者レクリエーションです。 足を使ってグー・チョキ・パーを表現しながら、勝ち抜き戦で盛り上がることができるため、デイサービス・デイケア・介護施設・高齢者サロンなどで活用しやすいゲームです。
このページでは、 ゲームのねらい・足ジャンケンの形・組対抗ルール・進め方・アレンジ・注意点を、介護職・レク担当者向けにわかりやすくまとめました。 初めての方でも、このページの内容だけでそのままレクが実施できる「完成版マニュアル」としてお使いいただけます。
組対抗 足じゃんけん勝ち抜き戦とは?
組対抗 足じゃんけん勝ち抜き戦は、複数の組(チーム)に分かれて、足を使ったジャンケンで勝ち抜きを競うゲームです。 手ではなく足を動かすことで、下肢の運動・脳の活性化・チームでの一体感を同時にねらうことができます。
主なねらい
- 下肢の運動: 足を閉じる・左右に開く・前後にずらす動きで、足腰の筋力や柔軟性を刺激する
- 脳の活性化: 勝ち負けを考えながら足を動かすことで、判断力・注意力・反応速度を高める
- コミュニケーション: 組対抗で応援し合うことで、笑顔や声かけが自然に増える
- 参加しやすさ: イスに座ったまま行えるため、体力に不安がある方も参加しやすい
足ジャンケンの基本の形(グー・チョキ・パー)
まずは、参加者全員に「足でのグー・チョキ・パー」の形をゆっくり説明します。 無理のない範囲で、施設ごとに形を統一しておくとスムーズです。
- グー:足を閉じる 両足(膝)をくっつけるように閉じる。 足裏は床につけたままでOK。
- パー:足を左右に開く 両足(膝)を左右に少し広げる。 大きく開けない方は、少し広げるだけでもよい。
- チョキ:足を前後に開く 片足を少し前、もう片足を少し後ろにずらす。 大きく動かさず、「前後にずれていればOK」という程度で十分。
※職員が実際にやって見せて、「この施設ではこの形をグー/チョキ/パーとします」と確認してからゲームに入ると混乱が少なくなります。
準備物と座り方
準備物
- イス(参加者人数分)
- 足元が滑りにくい環境
- 必要に応じて滑り止め付き靴下や上履きなど
座り方・安全確認
- イスに深く腰掛け、背もたれを使って安定した姿勢をとる
- 足元に荷物やコードなどの障害物がないか確認
- 「痛みが出たらすぐに教えてください」と事前に声かけをしておく
組対抗 足じゃんけん勝ち抜き戦の基本ルール

1. 組分け
- 参加者を2組以上に分ける(例:A組・B組・C組)
- イスの並びで自然に分けてもよい(左列 vs 右列など)
- 「さくら組」「もみじ組」など、組に名前をつけると応援しやすくなる
2. 勝ち抜きの進め方
- 各組の端の人同士が向かい合って座り、足ジャンケンをする
- 掛け声は 「最初はグー、足じゃんけんポン!」
- 勝敗は通常のじゃんけんと同じ
- グーはチョキに勝ち、チョキはパーに勝ち、パーはグーに勝つ
- 勝った人はそのまま残り、次の相手と対戦
- 負けた人はその組から退場(応援に回る)
- これを繰り返し、先に全員が負けてしまった組が負けとなる
- 最後まで誰かが残っている組が勝ち
3. 組数が三組以上の場合(トーナメント形式)
- 例:A組 vs B組 → 勝った組 vs C組
- 参加組が多い場合は、簡単なトーナメント表を作っておくとわかりやすい
- 「準決勝」「決勝」などの言葉を使うと、ゲーム性が高まり盛り上がる
アレンジ例(レベル・人数に合わせて)
1. 体力に合わせたアレンジ
- 回数を少なめにする 1試合あたりの対戦回数を減らし、疲れやすい方にも参加しやすくする
- 片足だけで行うバージョン 両足ではなく片足だけを前後・左右に動かす形にして負担を軽減
2. 認知機能アップアレンジ
- あと出し足じゃんけん 職員が先に足でグー・チョキ・パーを出し、参加者は「必ず勝つ手」をあと出しで出す
- 判断力・反応速度のトレーニングに効果的
3. 得点制アレンジ
- 勝ち抜き数に応じてポイントを加算し、 「合計ポイントが一番多い組が優勝」とする
- 連勝した人に「連勝王」「エース」などの称号をつけると盛り上がる
安全面での注意点
痛みや疲労の訴えに注意
- 「足がつりそう」「膝が痛い」などの声があれば、すぐに休憩
無理な可動域を求めない
- 足が大きく開かなくても、「少し動けばOK」と伝える
持病やリスクのある方への配慮
- 関節疾患や心疾患などがある方は、看護師や主治医の意見を踏まえ、 見学参加や上半身のみのレクに切り替えるなど柔軟に対応
立位での実施は基本的に避ける
- 転倒リスクが高まるため、基本はイスに座った状態で行う
よくある質問(Q&A)
Q1. 認知症の方も参加できますか?
A. 参加できます。 グー・チョキ・パーの形を毎回一緒に確認しながら、「真似をすること」を中心に進めると安心して参加しやすくなります。勝ち負けよりも、「一緒に動けたこと」をしっかり褒めることが大切です。
Q2. 何分くらいが目安ですか?
A. 目安は15〜20分程度です。 参加者の体力や集中力に合わせて、途中で小休憩を挟みながら行うと負担が少なくなります。
Q3. 人数が少ない場合でもできますか?
A. できます。 2組に分けられない場合は、職員チーム vs 利用者チームにするなど、柔軟に組み方を工夫してください。
まとめ
「組対抗 足じゃんけん勝ち抜き戦」は、
- イスに座ったまま安全にできる
- 足の運動・脳トレ・チーム交流を同時にねらえる
- 準備が簡単で、すぐに始められる高齢者向けレクリエーション
として、介護施設やデイサービスで非常に使いやすいゲームです。
このページで紹介した 足ジャンケンの形・組対抗ルール・進め方・アレンジ・注意点を押さえておけば、 初めての職員でも安心して「組対抗 足じゃんけん勝ち抜き戦」を実施できます。
必要であれば、このゲーム専用の 進行台本(セリフ付き)やトーナメント表、説明用の一枚ペラ資料の文章も作成できますが、どこまで整えたいですか?
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